もう一つの大陽線・大陰線
先ほど大陽線・大陰線が出たときは株価が動く重要なサインとお伝えしました。
今回ご説明するローソク足も、大陽線・大陰線の1種なのですが、先ほど説明したものとは少し意味が違ってきます。
上の図を見てください。
これは「陽の寄付坊主」「陰の寄付坊主」と呼ばれるローソク足です。
●陽の寄付坊主
このローソク足が出た場合、買い意欲は強いのですが、上値が重いという意味です。
もし天井圏でこの陽の寄付坊主が出た場合は、その後株価は下落しやすいです。
●陰の寄付坊主
このローソク足が出た場合は、売り圧力が強いのですが、下値には買いが入るという意味です。
もし底値圏でこの陰の寄付坊主が出た場合は、その後株価は上昇しやすいです。
この様に、同じようなローソク足でも、ヒゲが1本付くだけで意味することは全く違ってくることがあります。
注意してください。