株の約定日と受渡日
株を売買するときは、約定日(やくじょうび)と受渡日(うけわたしび)の違いに注意する必要があります。
例えば持っている株を売ろうしたとき、株を売ったらそのお金はすぐに使えるわけではありません。
それが約定日と受渡日の違いです。
約定日とは、株を取引をした日のことを言い、
受け渡し日とは、株と代金の交換をするの日のことです。
約定日と受渡日の関係は、約定日から3営業日後が受渡日となります。
例えば、月曜日に取引をした場合(約定日)、木曜日が受渡日になります。
木曜日に取引した場合は(約定日)、翌週の火曜日が受渡日です。
決算期末や株式分割など株主の確定日は、1日ずれて4営業日後が受渡日になります。
取引としては、証券会社の口座にお金がなくても、受渡日に精算をすれば注文は出せる仕組みになっていますが、基本的にインターネットでの取引では、口座にお金が入っていないと注文できないようになっています。
ただ株を売った場合、3日後の入金は確実なため、すぐに別の株の買い注文が出来る場合もあります。
(このあたりの決まりは、各証券会社によって違います。)
ただし、その場合でも実際に口座から出金できるのは、受渡日である3営業日後になります。