次世代ETCシステム
次世代ETCと呼ばれるシステムの実現化へ向けて、現在様々なシステムの運用がスタートしています。
この次世代ETCというのは、5.8GHzのマイクロ波を利用した狭域無線通信のことでDSRCと呼ばれています。
と書いても何のことはよくわからないと思いますが、簡単に言いますと従来のETCより大量のデータをやり取りできるものです。
では大量のデータをやり取りできると何がいいのでしょう?
具体的には
●ETCを使い駐車場の管理ができ、料金も自動で支払うことが可能
●ガソリンスタンドやファーストフードのドライブスルーなどで、料金が自動で支払える
●無線エリア内であれば、色々な情報や音楽、動画配信なども可能
などと今までのETCとはまったく違った利用方法が可能になるのです。
またETCとカーナビの連動なども可能になり、今後は様々な情報、例えばイベント情報、割引情報、観光情報、ショッピング情報など、自分の用途に合った情報を簡単に手にすることができるようになります。
このDSRCが普及してくると、ETCも今までのように高速道路の料金支払だけにとどまらず、車には必須のアイテムになりますね。