ETC車載器とGPS装置の干渉について
ETC車載器は、ETCゲートと無線通信を行うためのアンテナを、車に取り付けなければなりません。
通常アンテナはダッシュボードに取り付けることが多いのですが、ここでひとつ問題があります。
それはナビゲーションやレーダーなど、GPSを使っている装置とこのETCのアンテナの電波が干渉してしまうことです。
電波が干渉しますと、ノイズやエラーが発生し、場合によっては機器の誤作動をまねく原因になります。
このような電波干渉を防ぐには、ETCのアンテナとGPS機器との距離をできる限り離してください。
ただし、ETCのアンテナはETCゲートと無線通信を行うので、取り付ける位置は車の前部に限られてきます。
ETC車載器がアンテナ・本体分離型の場合は、アンテナをフロントガラスに取り付けるなど位置決めの範囲が広がりますから、このような場合は適しています。
ETC車載器を購入するときに、お店の人によく相談をしながら機種を決めるようにしてください。
【アンテナ・本体分離型のETC車載器は取付の自由度が高い】