ETCパーソナルカードとは?
ETCパーソナルカード とは、東日本・中日本・西日本・首都・阪神・本四高速道路会社が共同で発行する、ETC専用カードのことです。
このETCパーソナルカードの最大の特徴は、「クレジット機能がついていない」ことです。
ETCパーソナルカードの仕組みを簡単にご説明します。
ETCパーソナルカードを利用するには、郵便局の口座に保証金(デポジット)を預託し、ETCパーソナルカードで利用した料金を1ヶ月単位で引落す形になります。
注意していただきたいのは、毎月の利用額は保証金とは別に支払うところです。
この保証金(デポジット)は、あくまでETCパーソナルカードを発行するための保証金で、ここからETCの利用額が引かれるわけではありません。
またETCパーソナルカードは、年会費が一枚につき1,200円(税込み)かかります。
民間のETCカードは年会費無料のカードが多いので、毎年経費がかかるのはつらいところですね。
それではETCパーソナルカードの保証金の計算方法を説明します。
まず毎月の有料道路の利用額の平均を出します。(見込みでOK)
次に1年間で有料道路を最も多く利用する月の金額を出します。
最初の月平均額を5千円単位で切り上げた額(1万円未満の場合は1万円とします)を4倍した額と、次の年間最高利用月額を2万円単位で切り上げた額とを比べ、どちらかの高い額が保証金(デポジット)になります。
少しわかりにくいにので、具体例見てください。
【例】
1.毎月の平均利用額(見込み) 4,500円
2.1年間で最も多く利用する月 31,000円
1. 月1万円にいってませんので、1万円を4倍した額の40,000円
2. 31,000円を2万円単位で切り上げますので50,000円
1と2のどちらか高い金額を預託するので、この場合50,000円が保証金になります。